レジーナ・スペクター 着うたフル

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シンガー・ソングライター、レジーナ・スペクターが気になる。

始めは映画「(500)日のサマー」だった。

レジーナの「Us」のイントロが流れてきたとき、なんて美しいメロディーだろうと思った。

水が流れるようでありながら、でもどこか心に引っかかる。

映画の内容はほとんど覚えていないが、「Us」のメロディーは強烈に残って、すぐに彼女のファンになった。

歌詞は神話や古典、アイロニーで埋め尽くされ、ものすごく難しいのだけれど、それでも彼女の世界を理解したいと思わせる力が彼女の旋律と歌声にはある。

観念的な歌詞と曲が多いのだが、最新のアルバム「What We Saw from the Cheap Seats」はいい意味でとても期待を裏切る出来だった。

レジーナの独自性は保ったそのままに、ずっと取っつきやすい曲が並んでいる。

不思議なのは何度聞いても飽きないところだ。